ティファナ(メキシコ)
アメリカから簡単に歩いていける外国があります。カリフォルニアの最南端サンディエゴに隣接したメキシコの街ティファナがそうです。歩いていけるというのもあり日帰りで遊びにいく人たちもたくさんいるようです。ティファナに日帰り旅行に行ったときの事を紹介します。
サンディエゴでトロリーに乗って終点まで行くとそこはティファナの目の前です。回転式のドアがあり、そこをくぐるとそこはもうメキシコなのです。
不思議な事にこのドアをくぐってメキシコに入国するのに、入国審査などは一切なく、パスポートも提示する必要はありませんでした。海に囲まれた日本に住む私にとって歩いて外国にいけるというのはとても不思議な感覚でした。
メキシコにはいると、アメリカとはいきなり雰囲気が変わります。大きなメキシコ国旗がなびいていて「メキシコにきたんだな」という気分を味わえました。この国境を通るとそこにはたくさんのお土産やさんやレストランが並んでいました。お土産やさんにはメキシコのシンボル「テキーラ」が大量に並んでいました。その種類の多さにびっくりしました。アメリカや日本のバーでテキーラを注文すると、100パーセントテキーラでないものがよく出てきます。一般的にテキーラと呼ばれているものが、これなのですが、こちらには100パーセントテキーラのものもたくさん売られていました。お酒の好きな主人に聞くと100パーセントのものとそうでないものは全く味が違うとのことです。100パーセントのものは滑らかでマイルドで、とてもおいしいといっていました。
このあと、少し先のレストランで食事をすることにしました。テラス席に座るとチップスとサルサが出てきました。このサルサが今までどこで食べたサルサよりもおいしかったのです。今まではビンにはいったサルサしか食べたことなかったのですが、ここのサルサはフレッシュな野菜で作られたものでした。トマトもたまねぎも歯ごたえがあって本当においしく、ビールとの相性が最高でした。しばらくするとマリヤチバンドがやってきました。サンボレロをかぶったおじさんたちが、真横でメキシコの伝統音楽を演奏してくれるのです。せっかくメキシコに着たのだからと数曲お願いしました。おいしい、メキシコ料理とメキシコ音楽と、とてもリラックスできました。
すると、今度は髪の毛を編んでくれる親子がやってきました。写真を見せられ、髪の毛をブレイドにしてくれたり、紐を編みこんでくれるとのことでした。せっかくなのできれいな紐とビーズで数本編みこんでもらいました。
すっかりメキシコを堪能できたのでサンディエゴ方面へ戻ることにしました。アメリカへの入国は出国とはちがってかなり丁寧に行われていました。
不法移民などが多いアメリカでは仕方がないのかも知れませんが、この二つの国のギャップにまたびっくりさせられました。